ガーデニングテーマ

庭いじりを始めて数年経ちます。未だに自分はこの小さな庭で何がしたいのかが定まっていません。というよりよくわかりません。あえて決める必要があるかということはさておき、やりたいこと、興味の湧く花・野菜がころころと変わります。

 

園芸店に行ってはこれいいな、タキイ等から送られてくるカタログを見てはこれ面白そうだなと、見るたびにいろんなイメージが湧いてきて、結局節操のない庭になってしまっているのが現状です。

 

去年まで全く興味なかった花が、色々と知識が増える中で、今年はすごく興味が出てきたりします。庭をやり始めの頃、レンゲの種を花壇に蒔きました。自分は全くレンゲに興味がなかったのですが、カミさんのリクエストで植えました。花が咲きだしたら、ミツバチが毎日蜜を集めに来るんですね。他の花には目もくれず、何度もなんどもレンゲの花に来るんです。

 

ミツバチはレンゲが好きなのかと、花ならなんでもいいわけじゃないんだということを発見したわけです。そしたら俄然ミツバチをレンゲに興味が湧き、種も採取して毎年植えるようになりました。じゃあ、他に好きな花はなんだろうとなるわけで、新しい発見があるたびに、方向性がころころ変わっていきます。もちろん野菜や果物も育てます。

 

そんな中、知ったのがポタジェでした。NHKでも日曜の朝に放送されていてご存知の方も多いかと思います。私がとても大きな刺激を受けたのが、難波光江さんの「花咲くポタジェの庭」という本です。いろいろな種類の植物が複雑に絡み合い、しかもそれぞれの植物が刺激しあってとても元気に見えます。

 

絵画でもそうなのですが、異質なもを組み合わせるととても複雑で奥深く様子が見えたります。よくよく本の写真を見てみると難波さんの植え方の妙が感じられ、経験とセンス、研究を重ねて初めてできるであろう簡単に真似の出来ることではないことがわかります。でもやっぱりこんな庭を作ってみたいと思いました。欲張りをまとめてくれるといいますか、節操のなさを吸収してくれるといいますが、なんともころころを興味が移り変わる自分にはとても良い、懐の深いテーマに思えました。

 

ところが、ポタジェを自分に当てはめようとしてみると幾つか問題があることにも気づきました。ブログのタイトルにもしていますが、Micro、つまり花壇が小さいんです。しかも庭の向きとブロック塀の関係で日当たりが今ひとつなんです。すると花壇に地植えのポタジェは難しい。そこで花壇プラス家屋の周りのスペースを利用して、プランター、ポットで組み合わせるポタジェを目指すことにしました。移動や組み合わせの変更も簡単ですし、ある意味工夫もしやすいかと思っています。

さてさて。

 

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