ミツバチ

春、いろいろな植物の花が順番に咲き出します。それに合わせていろいろな虫が出てき出します。特にミツバチが庭に出勤してくるようになるとなんとも嬉しい気持ちになります。

 

ミツバチをよく見ていると数ある花の中で蜜を吸う花と全く興味を示さない花があることに気づきます。我が家ではレンゲが特に好きなようでレンゲが咲いていると他の花に実は目もくれません。朝、ミツバチが出勤してきて真っ先にレンゲに行きます。満遍なく何度も小さな花一つ一つ丁寧に蜜を調べてます。そして一度巣に戻るのでしょうか飛び去り、2時間くらいでまたレンゲにきます。他にもたくさん咲いている花はあっても、完全に無視です。

 

レンゲが咲き終わること今度はノイバラです。ノイバラが咲いている時にはブラックベリーも咲き出します。我が家ではノイバラとブラックベリーを絡めるように植えてあります、でもノイバラの花にしか止まりません。ミツバチは花ならなんでもいいわけではないんですね。本当に好みははっきりしています。

次いで、夏には百日紅の蜜を吸いにきます。百日紅は一夏中花が咲いていますね、でも来るのは時々です。

 

よく、ハウスのイチゴはミツバチを箱ごとハウスに入れて受粉させますね。我が家のミツバチを見る限りイチゴには全くと言っていいほど興味を持っていません。嫌いなのかと思うくらいです。試しにノイバラの花のすぐ近くにイチゴのプランターを置いたりしましたが、やっぱいり無視です。イチゴのハウスに連れて行かれたミツバチは全然好きでもないイチゴしかない環境に無理やり連れて行かれ、生きるために仕方なく、それしかありませんから、イチゴの花にしがみついている。そんな気がしてしまいます。イチゴの花って花粉は多そうでも、蜜があるように見えないですのもね。

 

もしかするとイチゴハウスに連れて行かれたミツバチは貧乏くじを引いたとがっかりしているかもしれません。そんなことを言ったらイチゴ農家の方に叱られてしまいますね。でも、我が家のミツバチを見る限りあながち間違いでもないように思えまうのです。

 

最近、レンゲが咲いている田んぼを見なくなったように思います。ミツバチ蒸発現象はレンゲが関係しているのかもとちょっと思ってしまいます。

 

さらによく観察してみるとどうも花によって専属の虫があるようです。そのあたりは折に触れて詳しく報告させていただきたいと思います。

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