こちらはフユイチゴの花。前回紹介しましたミヤコフユイチゴとは違うんですね。パッと見では株姿の花も実もそっくりです。よく見ると葉の形が微妙に違います。フユイチゴの葉は丸っこくて、ミヤコフユイチゴの葉はやや鋭角感を持っています。専門家が見ればもっと決定的な違いが見えるのかもしれませんが、素人目にはそのくらいしかわかりません。さらに、この葉の違いも本来の特徴が出ているものなのか栽培上正しくない形に育ってしまったのかもはっきりしません。
もう1種、ミヤマフユイチゴも栽培しているのですが、こちらはほぼ同じ環境で育てているつもりでいるにもかかわらず、花も咲きません。枝葉の勢いは先の2種より旺盛です。でも花は咲ません。
2015/11/06の実です。実の現れ方がなんとも控えめで可愛らしいです。
2015/11/18の実です。粒が膨らんで透明なゼリー感が出てきました。そろそろ食べごろでしょうか。
このフユイチゴも今年初めて花をたくさん咲かせました。でもほとんどが落ちてしいまい、実をつけたのは10粒くらいでしょうか、ほんのわずかです。虫の姿がほとんど見られなくなった頃に花が咲きますので、人工授粉したのですが、うまくいきませんでした。
そういえば、フユイチゴとミヤコフユイチゴ、花の咲く時期が違っていました。ミヤコフユイチゴが咲き終わった頃にフユイチゴが開花しだしました。やっぱりそれなりに種が違うのでしょうか。