スタッフマスタの機能を紹介する前に、スタッフの新規登録からそのスタッフがログインできるまでを考えてみましょう.
何はともあれ、この管理システムを「使う人」を登録しなければ始まりません。そしてこのスタッフ登録は以外とたくさんの処理をします。
まず管理者がスタッフを追加登録します。その際の処理内容と手順です。
- スタッフ情報を入力する
- 入力したデータに不正な値が含まれていないかチェックする
- 入力情報をデータベースに登録する
- スタッフの認証用バーコードを生成する
- スタッフカード画像を生成する
- 初期登録通知メールを送信する
※途中で処理に失敗したら、なかったことにする
次は、初期登録通知メールを受け取ったスタッフの処理内容と手順です。
- メール本文中のURLをクリックし、初期登録画面を開きます。
- 任意のログインパスワードを入力し、登録します。
ここまで来て、やっと使えるようになります。また、ログインしたスタッフの権限に応じてアクセスできるページを制御します。
そして、上記の土台となるスタッフ一覧画面を作成するわけですが、これが作らなければならない機能がとても盛りだくさんなんです。
ですが、ここで様々な使い回しのできる機能を作ってしまえば、その後がとても楽になりす。作る機能をざっと書き出しますと、
データベースの環境設定
- ユーザーの追加
- Tableの作成
項目名のデータ化
- 項目名管理データファイルの作成
- 項目名管理データの当てはめ
一覧本体
- ヘッダー行
- ソートLinkの付加
- ソート切り替え
- 並び順アイコンの切り替え表示
- ボディ行
- スタッフ情報をDBから取得
- スタッフ情報をDBから取得
- 登録済総スタッフ数の取得
- 一覧に表示する分だけのスタッフ情報の取得
- 取得したDB情報から一覧行HTMLタグの生成
- 表示文字列の変換
- スタッフカード画像のへのLink
- 編集画面の表示Link
- スタッフ情報をDBから取得
- 一覧操作
- ページあたりの表示件数の切り替え
- ページ切り替え
追加登録
- 追加登録画面(モーダルウィンドウ)の表示
- 入力チェック
- クライアントチェック
- サーバーチェック
- スタッフ情報をDBへ登録
- 重複登録防止制御
- 新しいスタッフIDの生成
- 生成したスタッフIDの重複登録防止制御
- 初期登録制御データをDBに登録
- スタッフ証画像の生成
- 初期登録通知メールの送信
編集更新
- 編集画面(モーダルウィンドウ)
- 対象スタッフの詳細情報の取得及び画面へ当てはめ
- スタッフ情報の更新
- ログインパスワードのリセット
- リセット制御データをDBに登録
- ログインパスワードリセット通知メールの送信
概要ですが、これらの機能を作ります。また、この中のうち、入力チェックや、一覧操作などは他の機能への応用も簡単に流用できるようにここで作り込んでしまいましょう。